Like Life





製作会社:HOOK

原画:松下 まかこ らっこ

シナリオ:
川波 無人  セルシオ  はね  神無月 如月



  立ち絵:★★★☆☆
  
イベントCG:★★★★☆

  シナリオ:★★★☆☆
  (けして内容がないわけではない) 

    音楽:★★★☆☆

  システム:★★★★☆
(A-RTCシステムで緊張感があります)
     
攻略可能人数:5人+α






はい、泣く子も萌えるHOOKの代表作ですね、知名度は区々ですがこの作品でHOOKの
固定ファンになったユーザーも多いはず、抹茶はそのクチですが、この作品

地味に萌える

ただ萌えるだけなら萌えゲーで終わってしまうところを
この作品はある程度ちゃんと作られたシナリオ用意することにより絶妙なバランスを築いています。
キャラの立ち位置および萌え属性は



金髪・幼馴染・ロリっ子・病弱・気の強い系・小動物系・ドジっ子・妹・お嬢様・メイド





一通り詰め込まれた感じです、はい


しかもこのゲームえちいシーンが普通のギャルゲーよりやや多め、キャラによりますが最高で4回とか
サービス面でも抜かりありませんね


さて上にかいたA-RTCシステムについてですが正式名称
アシスト-リアルタイムクリックシステム
サクラ大戦にもあったアレと同じです。
つまり選択を選ぶまでの時間経過によって好感度が変わったりするやつです。
全ての選択肢に適用されているわけではありませんがね
さらにたまにアイテムを手に入れるためのイベントなんかもあります、おまけシナリオに行くためには必要なんで
要チェックや





ではシナリオ、ドン



私立 下総ノ見や学園(しもうさのみや)。
自由な校風、制度のもと、近年創立された学園である。

どちらかと言えば、閉鎖された空気の中で、
それでも、過ごしていく事になんら疑問もなく。


強いてあげれば、隣人のはちゃめちゃな幼馴染とか、
同居している難攻不落の叔母とか。

問題はある、が、それは日々を成していく重要な要素。

どこから入り込んだのか、入り込むのか。

日常とは、気付かずに送る時間の事で。

都会から少しだけ離れた街。

人々の目には何も映らないかのように。

主人公、高坂和真(こうさかかずま)も、
さして気にも留めず一日を送っていた。


異変に気付いたのは、時期はずれな転校生たちが訪れてから。

いつものように携帯電話を探していた和真の前に、
「携帯電話です」と名乗る少女が。

いったいどういう事なのか・

次々に起こる不可解な騒動

ずれているが、それは容易く混ざって色をなくしていく。

それでも、そんな風に感じてしまう周囲に疑問を投げかけた。

或る少女が紡ぎ出す、不可思議な現象を。

只一点、変わりようのない事実。

彼女たちが起こす様々な事件は、和真にとって大事な一部。

生活はここから始まる。

毎日が楽しくて、毎日が全力で。

いつの間にか過ごしている―――Like Life








ドン・とか言っておいてこれ実はコピペじゃありません、
かといって抹茶が考えたわけじゃありません、真相はOHPで確認してください。


さて、シナリオを要約すると。


主人公と擬人化キャラとのウハウハ萌え騒動


といった感じ?近年の「五百円玉タソ」やら「コンビーフタソ」だのの擬人化ブームの波にうまい具合に乗ってます
擬人化されるのは携帯電話・冷蔵庫・ライトスタンド・目覚まし時計・ポスト・校門・電気ポット・ダッチワイフ・黒板消し・etc
と、様々サマー
実際どのキャラもキャラ立ちがしっかりしていて「むしろこの子を攻略させろよコンチクショー!!」な意見もちらほらチラリズム
まぁそこは大人しくファンディスクを待つなり妄想するなりして我慢です。



ではいつも通りで芸がありませんがキャラ紹介を淡々と進めましょうか。





高坂 和真

本編の主人公、特異な能力やプロフィールをまったく持たない普通の学生、いわゆる凡人
両親が離婚してるわけでも死別していつわけでもなく単純に海外に住んでいて
叔母と二人暮し、日夜叔母にその若い肢体を狙われ貞操の危機にある
いきなり物が人になっても2〜3日で順応する辺りは素直に凄いと思う
がんばれ和真!ちなみに日本のパンを作っているわけではない(?







宮里 結未

主人子のお隣さんにして幼馴染にして朝飯ハンターにして健康食品マニア
いわゆる金髪萌え娘(ぇ
幼馴染のセオリー通り毎朝主人公を起こしにくる
少々天然ボケ、日々を明るく前向きに生きていく、going my way娘
誰にでも分け隔てなく接するクラスのムードメーカー、しかし最後はボケで締めくくるトラブルメーカー
金髪幼馴染萌え







交坂 姫子

元主人公の携帯、現クラスメート。電話としても使えるらしい(当たり前
たしか右胸が着信ボタン左胸がマナーモードに切り替えるボタンという
もんすごピンポイントな設計。主食は電流、家庭用電流は味がいいらしい
性格は真面目で純朴、素直で子供っぽい。こちらも少々天然ボケ気味
携帯としての使命を果たそうといつも主人公の傍をうろちょろしている
抹茶的には非常に萌え、抹茶もしばし携帯を睨みつけ
「俺の携帯も姫子化しないかなぁ」

図らずも親戚一同を不安にさせる独り言を言わせたキャラでもある。
ちなみに着信があると着うたを歌うことからわりと最近の機種かと思われる。
各ヒロインの中で一人だけエンディングが鬱っぽい。
ロリ&銀髪萌え







沢木 椿

幼いころから病弱、特技は吐血という人間離れした
しかし性格は気が強く勝気という珍しいキャラ、実は面倒見がよく乙女っチックな部分もある
そこが抹茶のツボへ入った
主人公のクラスに転入してからというもの何かと主人公に突っかかりそして損をする見てて飽きないキャラ
でも実は椿本人でなく過去に椿が主人公に渡そうとしていたバレンタインチョコが擬人化したものというオチ
ラストの告白シーンは人気投票で一位。
気が強いけど病弱萌え







有川 あとり

転校生その2、小動物系オーラを漂わせているキャラ。
抹茶的には一番萌え、人見知りが激しく男に話しかけると焦って逃げる、そしてコケる
ある意味もっともお約束的キャラ、耳のイヤーマフラーは本人曰く
「照れると耳が真っ赤になって恥ずかしいから」
好物は麦チョコ
物を大切にする優しい性格、意外と嫉妬深かったりするところも激しく萌え
実は擬人化現象はあとりの能力というオチ
頼む、抹茶には君が必要だ!!
小動物系萌え







竜胆寺 絆

過去に主人公の幼馴染をしていた大財閥の令嬢、本当は一年年下だが
金に物を言わせて主人公のクラスに編入、とたんに金の力で周囲を振り回し始める、
主人公をお兄様と呼ぶのはいいがそのワガママは何とかしろってば
結未をライバル視している。
後半はメイドの格好とかしたりして凄いことになってる
お嬢様&メイド萌え







山崎 妙

主人公の叔母、未だ独身。朝からエロトーク全開な下ネタ大好き人間
間違いなく主人公の悩みの一つ。
高坂家の家電製品(擬人化)に名前を付けているのはこの人
攻略不可です。







氷庫

元冷蔵庫、毒舌家。
一応料理は作れるが冷たいものばかり
作れないのではなく多分主人公へ対する嫌がらせ
人気投票で一位になった事もありファンディスクはこの人が主役に。







小寺 一撃

主人公の悪友、家が神社のため丸刈り頭、ズラで隠してるずら(静岡弁
愛すべきバカキャラで赤点常習犯、
ロマンチストで少女趣味、本人曰くフェミニスト
夢は少女漫画家というなかなか終わった脳みそを所持
名前も中身も一撃って感じですね
ちなみに結未に惚れている







碓井 祥子

新米教師にして主人公達の担任教師
とにかく運が悪く薄幸
度重なる転校生と問題児にいつも苛まれている
担当教科は古文







トウカ

元ポスト、日夜街のために頑張っている
おまけシナリオがあったりと結構人気だが抹茶的にはいまいち







小林 唯月

絆のメイド、メイドの鑑
ただしあまり書くことがない
何故って?
絆ルートは飛ばし気味に読んだからから(爆







起瑠

元主人公の目覚まし時計、人を起こすのに快感を得る変人
永眠しない程度に激しく起こすのが特異
嫌いなのは規則正しく起きてしまう人と早起きの老人
ちなみになかなか起きない人には




をお見舞いする鬼畜







消し子

元黒板消し、本人曰く黒板を消すことに関しては神の領域らしいのだが
如何せん届かないため人の手を要する
趣味は後ろの黒板から授業を眺めること







信子

元信号機、何故か主人公を悪と決め付けているが単なるいちゃもん
あとりの親友日夜道路の安全を守るために戦っている、たぶん
ちなみに嫌いなことは無視されること、たぶん







あかり

元主人公の部屋のライトスタンド
極度の恥かしがりやであり抹茶のツボに直撃したキャラ
光っているのはスカートの中で恥かしがりながらも手元を照らさせていると罪悪感を感じる
密かに主人公にはもっと勉強して欲しいと思っっている健気な一面もある
毬岡 留美さんの声が殺人的に萌えるキャラ






まぁこんなところですか
では各ルートの感想を



結未ルート:王道ですね、ええ。でかい問題とかも起こらず比較的綺麗に終わりましたね

           姫子ルート:ノーマルエンドもトゥルーエンド最後の姫子の扱いが酷いです、それでいいのか主人公みたいな

       椿ルート:全シナリオ中で一番よく出来てると思いますね、キャラとシナリオのバランスがいいです

        あとりルート:正直シナリオとかどうでもいいです、萌え、萌えですよ。にやけそうなの必死で我慢しました
 
絆:なんだか話の前後が繋がってないような気がしたりしなかったり  

全体的:決してシナリオに内容がないわけでもあるわけでもなく「ただそこに或る日常と結末」見たいな感じですかね、
物が人になってる時点で十分日常じゃない気がしないでもないけどそこは気にしたらダメです。








LikeLifeのオススメ度


★★★★☆

時間に暇があるなら是非どうぞ、キャラの好き嫌いはあるかもしれませんが
いろんな意味で楽しいです







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